ローヤルゼリーの歴史
若返りの妙薬といわれているローヤルゼリーですが、いつごろからあったのでしょうか?
ここ最近良く耳にしますが、ミツバチは昔からいたのですから、ローヤルゼリーも昔からあったはずです。
ローヤルゼリーは昔から人を魅了していました。
ローヤルゼリーの歴史は、紀元前にもさかのぼります。
古代エジプトの壁画に人とミツバチの関係図が記されているほどです。
ちゃんと文献にも載っています。
古代ローマの時代の文献です。
古代ローマの哲学者、アリストテレスの時代の文献です。
アリストテレスは、哲学者としてさまざまな書籍を書き残しています。
書籍の中に「動物誌」というのがあります。
その本の中にローヤルゼリーについて書き残しています。
それによると、アリストテレスはローヤルゼリーについて
「濃厚なハチミツに似た淡い黄色のやわらかいもの」と書き残しています。
そしてアリストテレスは「魔法の鍵」だといったそうです。
近代に入ってローヤルゼリーが発見されたのは、18世紀に入ってからのことでした。
19世紀にはいると「奇跡の霊薬」「魔法の液」と称されて、ブームになりました。
20世紀にはいると、フランスで初めてローヤルゼリーが販売されるようになりました。
20世紀の半ば、危篤状態のローマ法王ピオ12世に医師がローヤルゼリーを投与し続けました。
すると、法王は奇跡的に命を取り戻したそうです。
ローヤルゼリーがローマ法王を救ったというニュースは、たちまち世間に知れ渡り、
国際学会でも発表されたほどでした。
ある会議に法王自ら出席して、ミツバチをたたえる演説を行いました。
そのニュースは世界中に報道されました。
それからというもの、ローヤルゼリーが世間一般に広く知れ渡りました。
日本では20世紀の半ば「不老長寿の新薬」と題して、雑誌に掲載されました。
その後、日本中に広く知れ渡るようになりました。